いろいろニュースがありすぎて
全く報道されていませんが、
昨日の衆院本会議で、山尾志桜里議員が
共謀罪の時以来となる
本会議の法案反対討論(反対理由の説明)
に立ちました。
山尾氏、立憲民主党が反対しているのは、
民法及び家事事件手続法の
一部を改正する法律案。
現行法では、遺言等がない場合、
相続人以外の人は、いかに介護などをしても
財産を取得できないという制度になっているため、
これを改正しようという改正案です。
その趣旨はいいのですが、
現在提出されている法案からは、
事実婚や同性パートナーが
排除されているのです!!
要するに、現政権が想定しているのは
「長男の嫁」程度であり、
事実婚や同性パートナーの場合は、
どんなに献身的に介護したというような
事実があっても排除すべきだと
安倍政権は認識しているのであり、
それが安倍政権の人権感覚なのです!
山尾志桜里議員のブログに
その報告が載っていますので、
会議の動画共々ぜひご覧ください。
https://www.yamaoshiori.jp/blog/2018/06/post-410.html
なお、法制審のパブリックコメントでも、
相続を限定すべしとする立場は9、
限定すべきでないとする立場は26と約3倍。
法制審そのものでも終盤まで、親族に限定しない
立場を基本として検討を進めるとされていたそうです。
さらに法務委員会では、野党推薦の参考人はもちろん、
与党推薦の参考人すら、一学者としての見解においては、
親族に限定しないことが望ましいという立場に
立っていたそうです。
それなのになぜ政府は
真逆の結論を出したのか。
そこに、安倍政権の持つ
アナクロイデオロギーが
如実に出ています。
なお、法制審議会の委員においては、
親族要件をつけるべしとの立場に明確に立った
委員はたった一人であり、この委員はメディアにおいて
安倍総理の側近であると自認し、
総理を「人なつっこい兄貴分のような存在」
と語っているそうです。
この、たった一人の委員とは誰か、
当ブログをお読みの方にはもう
お察しがつくと思います。
そう、「Y染色体」の、アレです!
マスコミにほとんど報道されない中で、
安倍政権はあからさまな人権侵害法案を
こっそり通そうとしているのです!
決して見過ごしてはいけない!
山尾志桜里議員を応援しよう!